自作RCAケーブル

カラフル!

突然ですがRCAケーブルをたくさん作ってみました!!

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会社の後輩ちゃんがカーオーディオをやってみたいとのことで、ハイ、ミッド、サヴウーファー用に3セット。
一度にこんなたくさん作るのははじめてで、やりがいがありました(*´Д`)ハァハァ

とってもカラフルですが、これ、全部「BELDEN8412」なんです。
接続の際にわかりやすくするために色分けしてみたり。

スピーカーケーブルもBELDENをチョイスしたので、組み上げがとーっても楽しみで楽しみで。
・・・って、私のより音が良くなってしまったらどうしましょう(笑)

電線病?(自作RCAケーブル:BELDEN1800F編その3)

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私が初めて自作し、自作RCAケーブルの楽しさを学んだBELDEN1800Fの評価を行っておりませんでしたので、今更ですが(^^;

■材料費

1m×2本作成する際のお値段を実際に購入した税込価格を参考として掲載いたします。
※送料及びはんだ、工具類等、メッシュチューブの価格は含まれておりません

・ケーブル:BELDEN 1800F
518円/1m → 1036円/2m

・RCAプラグ:CLASSIC PRO R14GA(R14GB)
216円/1個 → 864円/4個

・合計1900円
ケーブル及びRCAプラグ共にBELDEN8412と同価格でとても安い部類に入ります。


■自作難易度
かんたん ★★☆☆☆ むずかしい


自作RCAケーブルとしてはかんたんな部類になります。

まずRCAプラグは自作にとても向いていて、(音は別にして)私のお気に入りです。
ケーブルは、BELDEN8412に比べ構造が単純なので、処理が楽・・・ですが、配線の被覆が熱に若干弱いため、はんだ付けには少し気をつけなければなりません。
しかし、トータルで考えると「最初の」自作RCAケーブルとして、とてもおすすめです!


■取り回しやすさ
かたい ★★★★☆ やわらかい


やわらかいので、とりまわしで困ることはないです。


■音域評価
低音側 ★★★★★ 高音側

※個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません(笑)

私のスタンダードであるBELDEN8412に比べ、結構高音が出ています。
この高音がいわゆる解像感に繋がっている「高音スペシャル」な特徴を持ったのケーブルですが、残念ながら曲によってはこの高音が耳についてしまいますので、接続する機器を選んでしまうのも確かです。
高音好きの方には良いケーブルでしょうか。


■満足度評価
これはひどい ★★☆☆☆ これはいいものだ

大きな特徴を持ったケーブルは使いどころが難しいのも事実なのでこの評価としました。
今までRCAケーブルを自作することは全く考えになく、そもそもRCAケーブルで音が変わるとも思っておりませんでした。
さすがに「赤白のアレ」だと見栄えが悪いので、安いオーディオグレードの市販RCAケーブルを用いておりましたが、残念ながら音の変化を感じることはございませんでした。
しかし、このケーブルを初めて自作して音を聴いたときに「(良い意味で)こんなにも音が変わるのか」と実感したケーブルなので思い入れもございます。
自作RCAケーブル、楽しいですよ!!


※評価が変わった場合はこの記事で「いつ」「なぜ」評価が変わったのかを追記致します

電線病?(自作RCAケーブル:BELDEN88760編)

インターネット上で良い評価を見受けることが多い(?)RCAケーブルを自作してみました!

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ケーブル:BELDEN 88760
RCAプラグ:REAN NYS373
はんだ:KESTER 44

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細くて赤いケーブルが特徴的!
REAN NYS373のRCAプラグは、このケーブルのために用意されたのかと思ってしまうほど、寸法がぴったりでした!!

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内部配線の赤色をホット、黒色をコールドとし・・・

シールドは下流側のみコールドに接続しました。


■材料費
1m×2本作成する際のお値段を実際に購入した税込価格を参考として掲載いたします。
※送料及びはんだ、工具類等の価格は含まれておりません

・ケーブル:BELDEN 88760
518円/1m → 1036円/2m

・RCAプラグ:REAN NYS373
270円/1個 → 1080円/4個

・合計2116円
BELDEN8412の自作RCAケーブルと大体同じ額なので、安価な部類でしょうか。


■自作難易度
かんたん ★★★★★ むずかしい


かなり難しい部類になります。
まず、ケーブル自体がいびつな形状をしているので、外皮がストリッパでスパッと剥けません。
また、シールドが薄い金属膜のため、カッター等を用いた場合、ちょっと力を入れ過ぎてしまうとすぐに内部配線を傷つけてしまうので細心の注意が必要でした。
※内部配線の被覆はとても薄く、傷には要注意です
プラグ内部のホットとコールドの距離が短いので、慣れていないと芋はんだ等で短絡させてしまうことも。
以上の事から、「最初の」自作RCAケーブルとしては全くおすすめできません!

■取り回しやすさ
かたい ★★☆☆☆ やわらかい


かたいです。
しかし細いケーブルが幸いして「ある程度」の自由度はございます。


■音域評価
低音側 ★★★★☆ 高音側

※個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません(笑)

私のスタンダードであるBELDEN8412に比べ、若干中~高音が出ていると感じました。
そして、このケーブルの大きな特徴として挙げられるのは余韻が控えめなことです。
「引き締まった音」「はっきりした音」との評価があるのも頷けます。

【H29.2.4追記】
CDプレーヤーからUSB-DACに繋ぎ換えてみたところ、BELDEN8412との違いがより明確にわかりました。
やはり中~高音が出ていて、ハイレゾ音源を再生させると解像度が高くハッとさせられることも。
しかし、和音(いわゆるハモり)の美しさはBELDEN8412と同等であまり感じられず、MOGAMI2534に軍配が上がります。
高音の量だけで比較するならば、
BELDEN8412<MOGAMI2534<BELDEN88760<BELDEN1800F
・・・となりますが、曲により高音が耳につくことがあるので、長時間聴き続けるならばBELDEN8412もしくはMOGAMI2534でしょうか。


■満足度評価
これはひどい ★★★★☆ これはいいものだ

BELDEN8412とどちらが良いと言われれば甲乙付けがたく、同評価とさせて頂きました。
これはもう好みの問題かなと思ったりもしております。

【H29.3.14訂正】
BELDEN88760で聴いた後にBELDEN8412を試すと「高域が足りなく」曇ったように聴こえてしまいます。
満足度評価で5つ星の福田屋式ケーブルの類似品には届かないものの、BELDEN8142MOGAMI2534よりは良いことから、星の数はそのままに、BELDEN8142やMOGAMI2534を3つ星に変更しました。

ただし、これはシールドを下流側のみコールドに接続した場合の評価です。

いつもは上流側のみに接続しているのですが、そうすると低音高音どちら寄りでも無いことは確かですが、中~高音のどこかが欠落している感を受けました。
女性ボーカルはベールをかけた様に聞こえ、どうもすっきりしません。
でも、高音は出ていることは出ている・・・しかし、明らかに音数が足りなく、もう訳がわからなくなってしまいました。
もし、BELDEN88760で「これはひどい」とお思いの方は、シールドの接続方法を見直してみると良いかもしれません。


※評価が変わった場合はこの記事で「いつ」「なぜ」評価が変わったのかを追記致します

電線病?(自作RCAケーブル:福田屋式ケーブル編)

新春特別企画ってコトで、とてもとても気になっていたキワモノでありながら業界(?)では有名なRCAケーブルを自作してみました!

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ケーブル:Inakustik LS-502
RCAプラグ:Ace RP-1013ZARH
はんだ:無し(ネジ止め式)


ケーブルでアレ?と思われた方、さすがです。
かなり以前に読んだAudio Accesory誌 旬の音本舗・福田屋で有名な評論家の福田雅光先生が「約10万円の抜群のケーブルにも遜色がない」とおっしゃられたスピーカーケーブルを用いた自作RCAケーブル・・・の類似品(笑)となります。

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本来、RCAプラグは「FURUTECH FP-106R」を用いられておりましたが、残念ながら予算が足りず「Ace RP-1013ZARH」となりました。
しかし、このプラグ変更が功を奏する結果に繋がるとは購入時点で思いもよらず!?
※こちらについては後述いたします

さて、今回作成にあたり初夢的な「初めてづくし」だったりします。

・シールドレス
元々スピーカーケーブルなので、シールドがございません。
「シールドが必要ないことが分かる」と福田先生はおっしゃられておりましたが正直ノイズが心配。

・ロジウムメッキプラグ

予算不足に泣きながらも、オヤイデさんでコストパフォーマンスに優れたプラグを用意しました。
ロジウムメッキには賛否がございますが、電気伝導性に優れているとのことなので充分理に適っているのかと思っております。

・ソルダーレス
ネジ止め式により、はんだによる音質変化の不安が無くなる・・・のですが、はんだ付けが大好きな私にとってはちょっぴり寂しいかも。
しかし、万が一気に入らなかった場合、他のケーブルへ簡単に流用できるのは嬉しいところです。


■材料費
1m×2本作成する際のお値段を実際に購入した税込価格を参考として掲載いたします。
※送料及びはんだ、工具類等の価格は含まれておりません

・ケーブル:Inakustik LS-502
2760円/1m → 5520円/2m

・RCAプラグ:Ace RP-1013ZARH
2030円/2個 → 4060円/4個

・合計9580円
過去最高額となってしまいました。
しかし、これで10万円クラスの音が手に入るのなら安いものです(;゚∀゚)=3ハァハァ
・・・って、そもそも10万円のケーブルで聴いたことがない私だったりしますが(笑)

■自作難易度
かんたん ★★★★☆ むずかしい


はんだ付けしないのですーっごく簡単だろうと思っていましたが、何と苦戦してしまう結果に。
まず、プラグにケーブルを挿入する際に外装のメッシュチューブがほつれてしまいます。
ほつれ防止の対策として、熱収縮チューブを用いると今度は太過ぎて入らなくなってしまう悪循環。
最終的に挿入される部分の介在をカットして細くした後に熱収縮チューブで・・・と工夫が必要でした。
更に、うまく位置を合わせて挿入しないと、今度は配線がコールド側のクリップ部に収まらず、一本だけちょろっとはみ出たり非常に悔しい展開になるので、これまた難しいです。

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最後にホット側へ配線を収める作業は精密ドライバで押し込みましたが、被覆がとても弱いので配線を押さえる為に爪を立ててしまうと、ご覧のとおりたちまちボロボロに。・゚・(ノД`)・゚・。
ただ、冒頭でも触れましたが、福田先生の提唱されたとおりに作るのであれば、FURUTECH FP-106Rを用いなければなりません。
FP-106Rの場合は被覆を多めに剥いてスリーブを入れる等の手間をかけなければならないところを、RP-1013ZARHの場合は気合と根性さえあれば通常の方法で組み上げることが可能です。
はんだを用いずにネジ止めとなっているので、短絡防止のため、定期的に緩んでいないかチェックが必要と思っております。


■取り回しやすさ
かたい ★★☆☆☆ やわらかい


若干かためです。
私の環境では取り回し等に困ることはございませんでしたが、RCAプラグがとても太いためにプラグ間隔が狭い機器の場合、使用できない可能性がございます。
※比較的間隔が狭いROTEL RA-1062では紙一重、さらに狭いROTEL RDD-06では使用すらできません


■音域評価
低音側 ★★★☆☆ 高音側

※個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません(笑)

私のシステムで用いた場合、低音から高音までしっかり出ているのでこの評価となります・・・が、はっきり申し上げまして、とても素晴らしいの一言。
今まで自作してきたケーブルそれぞれの長所を兼ね備えつつ、更に上のランク。
デッキかアンプをまるで上位機種に変更したかと思ってしまえる程。
「みずみずしい」「音場が広い」「埋もれていた音が聴こえる」
本来この様な表現はすっごく苦手と言うか、非常に使いたくないのですが、悔しいことに使わざろうえない現状です。


■満足度評価
これはひどい ★★★★★ これはいいものだ

大満足です。
BELDEN8412が私のスタンダードであるのならば、福田屋式ケーブル(の類似品)は私のリファレンスと申し上げます。
もちろん、BELDEN8412やMOGAMI2534も「制作費を考えれば」とても良いものです。
ただ、純粋に音で評価するならば、かなりハイレベルなケーブルで次元が違いました。
一番心配していたシールドレスによるノイズの影響は私の環境では問題無く。
絶対ノイズの影響を受けてひどい結果になると思っていたので、プラグを流用して別のケーブルを作成する準備をしていましたが、まさかの展開に流用することができなくなってしまったのは嬉しい誤算(笑)
リファレンスが出来上がったにもかかわらず、あと三種類ほど作ってみたいケーブルがあるのでお楽しみに!?

※評価が変わった場合はこの記事で「いつ」「なぜ」評価が変わったのかを追記致します

電線病?(自作RCAケーブル:BELDEN8412編その2)

今回は「BELDEN 8412」を使って自作したRCAケーブルについて、私なりにあれこれ評価してみようかと思います。

詳しい材料や仕様等はこちらをご覧下さいませ!


■材料費
1m×2本作成する際のお値段を実際に購入した税込価格を参考として掲載いたします。
※送料及びはんだ、工具類等の価格は含まれておりません

・ケーブル:BELDEN 8412
518円/1m → 1036円/2m

・RCAプラグ:REAN(Neutrik) NYS-352G
216円/1個 → 864円/4個

・合計1900円
送料やはんだ代は別としても、この価格帯でオーディオ用のRCAケーブルを入手できるとすれば、自作してみる価値は充分にあると思っております。


■自作難易度
かんたん ★★☆☆☆ むずかしい


自作RCAケーブルとしてはかんたんな部類に入ります。
※詳しい作成過程はこちらをご覧くださいませ

まずRCAプラグで困ることはございませんでした。
ケーブルは、網材や介在等の処理が少し大変なので「すっごくかんたん」とは言えませんが、配線の被覆は「ある程度」熱に強いため、はんだ付けの練習素材としてもうってつけです。
以上の事から、「最初の」自作RCAケーブルとして、とてもおすすめです!


■取り回しやすさ
かたい ★★★★☆ やわらかい


やわらかいので極端に短いケーブルでなければ、取り回しに困ることはございません。
RCAプラグも丁度良い太さで私の機器でプラグ同士接触することはございませんでした。


■音域評価
低音側 ★★★☆☆ 高音側

※個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません(笑)

私のスタンダードとして位置付けしているので評価も中間にしておりますが、実際にどの曲でも嫌味になる音域を感じることはございません。
バスレフポートが後側にあるスピーカーの場合、特に低域では背面から壁までの距離がとても重要ですので、例えば「低域が出過ぎ」あるいは「出ていない」場合にはケーブルを交換する前にスピーカーの設置位置を見直してみることも大切です。
私は元々BELDEN1800Fに合わせていたのですが、BELDEN8412で位置調整をやり直しましたので、他ケーブルの音質評価等はこの位置のままで行なうことといたします。
ピンクノイズを用いてスペクトラムアナライザ測定も予定しておりますので、測定後は追記したいと思います。


■満足度評価
これはひどい ★★★☆☆ これはいいものだ

このケーブルが最高峰かと聞かれれば、答えられる程にたくさんのケーブルを試している訳ではございませんので、何とも言えないのが本音です。
しかし、現時点でお気に入りなのは間違いありません。

【H29.3.14訂正】
BELDEN88760と比較した結果、評価を4つ星から3つ星へ変更しました。

※評価が変わった場合はこの記事で「いつ」「なぜ」評価が変わったのかを追記致します

tom.Aのオススメ!






















































tom.A
・たぶんまだまだ若い
・画面の中に入りたい病
・家系ラーメンとメロンが好物

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・・・が大好きと歳を重ねても至ってオタク趣味が抜けません

新聞をとっていないのでチラシが入ってきません。
ってコトで、チラシの裏的な事ばかり書いてごめんなさい。

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